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中国の月探査プロジェクト、再び軌道に乗り帰還する飛行試験を初実施へ
2014年 10月 23日10:01 / 提供:新華網日本語

 【新華社西昌10月23日】中国国防科学技術工業局の報道官は22日、中国の月探査プロジェクトで、再び軌道に乗り帰還する飛行試験を初めて実施すると発表した。飛行試験機は10月24日から26日にかけて、時機を選んで西昌衛星発射センターから打ち上げられる。

  同報道官の説明によると、2013年12月、月探査機「嫦娥3号」は任務を完了した後、中国の月探査プロジェクトの「3ステップ(周回·着陸·帰還)」発展計画の第3ステップへと全面的に進展した。2017年前後には、嫦娥5号の任務を執行し、無人自動サンプル収集と帰還を実現することを計画している。宇宙船を再び軌道に乗せて地球に帰還させる重要技術で現状を突破し、掌握するため、プロジェクトで再び軌道に乗り帰還する飛行試験を事前に実施することが決定した。試験では飛行試験機1基を打ち上げ、月付近まで飛行した後、自動的に帰還する。第二宇宙速度に近い速度で大気圏に入り、飛び越えるようにワープした後、再び大気圏に入り、内モンゴル中部地域に着陸する予定。

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