Home > ニュース > 経済IT  > 嫦娥3号が月面着陸準備の楕円軌道に入る
嫦娥3号が月面着陸準備の楕円軌道に入る
2014年 9月 29日13:38 / 提供:

 

    【新華社北京12月12日】月軟着陸を目指している中国の月探査機、嫦娥3号は10日午後9時20分、月面から100キロの月周回円軌道から近地点約15キロ、遠地点約100キロの楕円軌道に入った。これは予定された月面着陸準備軌道。国家国防科学技術工業局が明らかにした。

    それによると、軌道変更は月の裏側で行われた。午後6時ちょうど、北京宇宙飛行管制センターが嫦娥3号に姿勢制御と軌道変更のパラメーターを入力した。午後8時37分、嫦娥3号は月の裏側に入った。午後9時20分、エンジン点火に成功し、軌道変更の制御を開始した。同24分、表側に戻り、地上管制局のモニターデータ分析による判断に基づき、月面から平均高度約100キロの月周回の円軌道から近地点約15キロ、遠地点約100キロの楕円軌道に入ることに成功した。

    嫦娥3号は今月2日、西昌衛星発射センターから打ち上げられ、2回の軌道修正と月に近づく制動と今回の軌道変更が行われ、今月中旬に月面軟着陸が実施される。中国の宇宙機が地球外天体に軟着陸するのは初めて。

(新華網日本語)

当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

関連記事:  

嫦娥3号が月面着陸までに8日間月を周回する理由

月探査機「嫦娥3号」が月周回軌道に入る

嫦娥3号、初の軌道修正実施にみごと成功