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将来、上海を37分間で結ぶ――如皋紀行(1)
2015年 6月 8日11:16 / 提供:

如皋の盆栽

  日中の企業家らが参加する上海経営者協力会分科会一行17人が週末、ミニバスで約3時間かかって、江蘇省如皋市東陳鎮に足を運んだ。              

  如皋は中国沿海経済ベルト地帯と長江経済ベルト地帯の「T」型合流地区に位置し、蘇州や無錫と揚子江を隔てて向かい合っている。歴史の最も古い町、歴史·文化·観光資源が豊かな港町である。また、「中国の経済力および基本競争力のベスト100の県」、「中·小都市の総合実力のベスト100」、「中国の優れた観光都市」、「国レベルの生態のモデル地域」、「長江デルタ地域における投資価値が最も大きな都市」、「江蘇省の文明都市」、「江蘇省の衛生都市」などの誇るべき称号に輝いた。 

  同市は三つの緑の島を擁し、観光やエコ農業の発展のポテンシャルがある。長江沿いの地帯では、「港町の新区、臨港産業園、現代物流園、生態養生園」の新しいメカニズムを構築しており、地域的分布も基本的に形成されている。重工業と石油化学工業の区域、船舶修繕·造船·機械電子加工区域、精密化学工業区域および生態·養生基地や物流基地も一応規模をなすようになった。

  如皋港はすでに「国のトップクラスの開発港」の条件が備わっており、中国の長江沿い地域では最も大きな発展の潜在力のある町と見なされている。

  如皋の盆栽は宋の頃から始まり、明や清の時代に盛んになった。数百年らいの盆栽の技術が受け続かれ、「雲の頭、雨の足、美人の腰」といわれるユニークな造型は中国の盆栽の七つの流派の1つとして自らの道を切り開いてきた。6000余りの如皋の盆栽は、国内の20余の省、直轄市、自治区および香港特別行政区、オランダ、イタリア、日本に輸出されている。

  如皋市東陳鎮の陸浩副鎮長は、「当面において、高速鉄道建設が急ピッチに進んでおり、2018年に、如皋市は上海を37分間で結ぶ」と明らかにした。


(章坤良 写真も)

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