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G7、人民元のSDR通貨採用で基本合意
2015年 5月 30日16:17 / 提供:中国国際放送局

 G7·主要7ヵ国財務相·中央銀行総裁会議が29日、ドイツの東部都市ドレスデンで開かれました。議長国ドイツのショイブレ財務相は会議後の記者会見で、「主要7ヵ国の財務相は、人民元は国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)通貨に採用されるべきだと思い、またアジアインフラ投資銀行(AIIB)が成功を収めるよう期待している」と語りました。

 ショイブレ財務相は、「会議参加者は人民元採用の可能性について協議し、原則的に(採用が)望ましいとの見解に一致した」と明らかにしたと同時に、個人的には人民元はSDRの通貨として採用されることに楽観視しているとの考えを示しました。

 G7·主要7ヵ国の財務相·中央銀行総裁会議が27日から29日にかけて行われ、経済の持続的成長や国際税収協力、金融の監督管理強化などについて討議が行われました。

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