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中国、知的財産権保護と管理の強化を表明
2015年 4月 27日14:44 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 4月26日は世界知的財産権の日です。中国国家知的財産権局の申長雨局長はこのほど、知的財産権はイノベーションの基本的保障で、法に従ってイノベーションをした人の合法権益を守り、人々の発明と革新を激励していくよう強調した。

 統計データによると、2014年、中国の発明·特許の出願受理数は対前年比12.5%増の92.8万件、発明·特許の権利付与件数は対前年比12.3%増の23.3万件に達している。

 企業の知的財産権創出の主体としての地位がより強固なものになっている。2014年の中国では、企業による発明·特許の出願件数は48.5万件に達し、全体の60.5%、企業に発明·特許の権利が付与された件数は9.2万件に達し、全体の56.4%にそれぞれ達している。

 これと同時に、現実の生産力と企業競争力への転換スピードも早まっている。2009年から2013年まで、中国の特許集約型産業の付加価値伸び率は年平均11%に達しており、有効発明·特許の実施率が安定的に高まっており、産業化率が33.8%に達している。

 申局長は「知的財産権は、科学技術の成果が現実の生産力に転換された後の保障を図るものだ。国家知的財産権局としては、知的財産権の創造、運用、保護と管理を強め、社会全体のイノベーション、創造の情熱を引き上げ、イノベーションを動力にした発展をより良く支援していく」と話している。

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