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上海自由貿易区が自由貿易口座の外貨サービス機能を正式にスタート
2015年 4月 24日10:20 / 提供:東方ネット

 22日、上海自由貿易試験区は自由貿易アカウントの外貨サービス機能を正式にスタートした。自由貿易区の範囲が拡大された後、自由貿易区金融改革はさらに推進され、資本勘定自由化に進んでいる。

 中国人民銀行(中央銀行)上海本部から明らかにしたところによると、上海本部は22日に、上海市が自由貿易試験区区分経理事業を展開する金融機構は関係ニーズにしたがって、海外との資金移動を自由に行える自由貿易口座という金融サービスを提供する。

 この前、自由貿易口座で経常項目下と直接投資項目下の海外との資金決算を取り扱うとき、人民元だけが使える。今回、外貨機能が開通された後、元々、銀行が及ぶ外貨の事業も自由貿易口座で取り扱え、海内外の資金移動をさらに自由にし、企業がオフショアの為替価格で為替の決済と売買、海外融資の獲得を行うことが可能になる。

 昨年6月、中央銀行上海本部は自由貿易口座の関係政策を出した。これまで、17社の金融機構は自由貿易口座の金融サービスをスタートし、区内と海外主体に12466数個の自由貿易口座を開設し、クロースボーダー決算額が1403億元に達し、境内の決算数が1743億元となった。

(編集:曹 俊)

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