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世界は「中国の世紀」に突入したのか、外国人専門家の意見を聞く
2015年 3月 10日15:11 / 提供:新華網日本語

 「中国の世紀」を創造するには何をすべきか

 鄭永年教授は、次のような意見を述べた。一つの大国の真の意味での奮い立ちは、内部制度の奮い立ちであり、外部の奮い立ちは、内部の奮い立ちの延長線上に過ぎない。したがって、先に内部制度を建設しなければならない。

 ベルゲル高級研究員は次のように説明した。重要なことは、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議で提示された改革の全面的深化措置が効果的に実施されるように保証することだ。中国は「中所得国の罠」に陥ることを回避し、一連の法律、政治、社会及び経済制度を確立し、社会の安定、領土保全及び主権を保証することを前提に、国の長期的で持続可能な発展を実現しなければならない。中国は平和的発展にプラスとなる外交及び国際的な枠組みを確立し、強固にしなければならない。中国は自国のハードパワーを強化すると同時に、さらに自国のソフトパワーを強固にし、自国の文化の国際的な影響力を高め、国際的に優良な国家のイメージを樹立する必要がある。

 高原明生教授はさらに、次のように指摘した。中国の指導者が先ごろ提示した「4つの全面」は非常に重要だ。この4つの方面では内在的な相互関係があることが注意すればわかる。「全面的な法に基づく国家統治」がなければ、真の意味での「改革の全面的深化」は不可能だ。「改革の全面的深化」がなければ、「小康社会の全面的完成」も不可能だ。

 ドイツの有名な経済学家で、フランクフルト大学の経済理論史、ベルトラン·スキフォールド終身教授はさらに、発展の過程で、世界的競争力を備えた中国本国の業界を育成してはじめて経済の長期的発展を支えることができると提言した。



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