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商務部報道官、外資の大規模な撤退はないと強調
2015年 2月 28日13:05 / 提供:中国国際放送局

 中国商務部の瀋丹陽報道官は26日メディアの取材を受けた際、外資系企業が中国での工場を閉鎖し、中国から撤退するという言い方を否定した。

 瀋丹陽報道官は、外資の大規模な撤退は起こりえないと強調し、理由もあげた。中国の外資を誘致する競争力が強いという状況は変わっておらず、外資の投資環境がさらなる改善が見込まれている。2015年、外資投資の管理体制改革は深化し、国内資金と外資に関する法律法規が統一される。これによって投資環境の透明化と利便性が向上す。また、「外商投資産業指導目録」が改正され、外資参入への制限が少なくなる。

 UNCTAD·国際連合貿易開発会議が発表した「世界投資趨勢モニタリング報告書」によりますと、2014年、世界における外国からの直接投資の流入額は1兆2600億ドルだ。2014年中国で非金融類の外資の使用額は1196億ドルで、2013年より1.7%増え、外資流入額が初めて世界一位となった。