アメリカのVisa社が3日に発表した報告書によると、中流階級と上流階級の台頭やインターネットの普及、それにブラント品への憧れなどの要素が影響し、中国大陸の消費者の世界的なファッションブランドサイトでの1人当たりの年間平均消費額は900ドルで、アジア太平洋地域の各国や地域の間で最高額であることが分かった。

　また、中国香港とベトナムの消費者の年間平均消費額は600ドル前後でそれぞれ2位と3位になった。このほか、タイの消費者の年間平均消費額は576ドル、韓国の消費者は479ドルだった。

　ブランド品を海外から購入するアジア太平洋地域の消費者のうち、アメリカから購入する消費者の割合は36％、イギリスのサイトから購入する消費者は33％、欧州のほかの国から購入する消費者は12％だということだ。