１２日の中国・環球網によると、日本が中国の戦闘機が再び自衛隊機に“異常接近”したと非難したことに対し、中国国防部は同日、「国際社会に向け我が軍のイメージを貶める悪辣なやり方だ」などと強く日本を非難した。併せて、１１日午前に中国軍のＴｕ−１５４が自衛隊のＦ−１５戦闘機２機に約３０メートルまで接近されたとする“証拠映像”を公開した。対立が激化する中、中国のネット上ではまたもや日本製品ボイコットが散見される。

　そんな中、百度（Ｂａｉｄｕ）の掲示板に「なんでいつまでたっても日本製品のボイコットできないのか」というスレッドが立ち、ユーザーの間で議論が交わされた。

　スレ主は、「寝ても覚めても日本製品のボイコットが叫ばれているのに、なんでボイコットしきれないのか」としたうえで、その理由について「客観的かつ理性的な意見」をほかのユーザーに求めた。これに対して、以下のような回答が寄せられた。

　「グローバル化時代には無理。日本製品にどれだけの中国製部品が含まれているか、国産品にどれだけ日本の部品が入っているかは分からない。ボイコットは成熟した手段とは言えず、続かないのは当然だ」

「日本は自動車以外に何の競争力もないと思うのだが」

「国産製品の品質が日本を超えれば、日本製品をボイコットする必要もなくなる」

「国産品は多くの分野で日本製に及ばない。例えばカメラとか」

「なぜなら、合法的かつ合理的な消費行為だからだ」

「なぜなら、中国は代わりになる製品を生産できないから」

「大事なのは国の実力。中国が強くなればいいのだ」

「ＷＴＯに加盟している以上、外国製品をボイコットできる理由はない」

「国産エアコンのコンプレッサーが壊れてメーカーを呼んだら、部品交換が必要だが、三菱の部品だって言われた」

「国産の携帯で日本の部品を使ってないのがあるか？特にフラッグシップモデル。ソニーのＣＣＤとかシャープの液晶パネルとか旭硝子のガラス基板とか・・」

「自分は日本製品を全く使っていない。国産品とヨーロッパ製品で全部固めてるぞ」

「韓国には反感があるけど、民族精神上は韓国人に学ぶべきだ」