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中国ミサイルがアジア太平洋の米軍に致命傷を与える?
2014年 5月 20日15:26 / 提供:チャイナネット

米ナショナル・インタレスト誌(電子版)は5月18日、米国の防衛アナリストのロバート・ハディック氏の文章を掲載し、「アメリカ海軍大学校教授のカーンズ・ロード氏とアンドリュー・エリクソン氏はこのほど上梓した新書の中で、米国のアジア太平洋における軍事基地は、中国の弾道ミサイル能力の強化により、米軍最大の弱点となる」と指摘した。

本書の共同著者であるアメリカ海軍大学校教授の吉原俊井氏らは、横須賀・佐世保基地が中国のミサイルの攻撃目標になり、米国の同地域における海上攻撃部隊が孤立無援に陥ると指摘した。10年後、中国のミサイルの射程距離と精度が増すに伴い、グアム島やディエゴガルシア島など、安全と思える前線も危険に陥る。最終的に、中国のミサイルの性能、中国の同地域における経済力が強化されることで、米軍およびその韓国・シンガポールにおける施設が、武力衝突後に正常に機能するかが疑問視されるようになる。