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日本が震撼した中越船衝突、挑発行為との批判に「いい加減なことを言うな!」
2014年 5月 12日16:49 / 提供:新華経済


 南シナ海で起きた中国船とベトナム船の衝突について英メディアは、日本の一部大手メディアが大きく報じ、「中国の態度が日増しに強硬になってきており、今後、釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)周辺などで中国が同様の行動をとる可能性もある」との懸念も示したと伝えた。香港メディア・大公網が8日報じた。

 英メディアによると、日本の大手メディアは7日にこのニュースが伝わるとすぐに大きな関心を示し、8日に行われた菅義偉官房長官の記者会見で日本政府としてのコメントを求めた。

 菅官房長官は「日本政府は大きな懸念をもって事態の推移に注目している」と述べ、「中国の一方的な掘削行為は憂慮すべきことで、地域の緊張を深刻化させる。今回の事件は中国が南シナ海でとる一方的な挑発行為の一部だ」として中国を強く非難した。

 また衝突の情報と違法操業の中国漁船がフィリピンで拿捕された問題についてNHKの夜のニュースのキャスターは重苦しい表情で伝え、「南シナ海情勢の緊張が非常に懸念されます」と締めくくった。

 「中国とベトナムの船の衝突が日本を震撼させた」という一連の報道内容に対して、大公網のユーザーからは反感のこもったコメントが次々と上がった。

 「“日本が震撼”とか、幼稚なことを言うな。日本がこういう風に表現するのは日本国民の中国に対する不信感を大きくさせ、集団的自衛権を行使するためだ」
「領土問題は国家の主権の問題。領土防衛で毛沢東主席の対応はすばらしく、『他人が自分を侵さなければ、自分も他人を侵さない。他人が自分を侵せば、自分も他人を侵す』と語った」

 「『一方的に状況を変える』だと!? 小日本、いい加減なことを言うな!」
「中国のことになぜ外国人が口出しする? 日本は釣魚島を占領しようとし、フィリピンは仁愛礁を実効支配している。偉大なる毛沢東主席の時代に怖いものがあったか?中国人よ立ち上がれ!我らが反撃する時が来た」
 「なぜ強硬な態度をとらない? 軟弱な態度は無能を意味する」