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日本側は中日関係の正常な発展へ条件づくりを要求
2014年 4月 18日10:40 / 提供:新華社
中国外交部の華春瑩報道官
  中国外交部の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、中日関係は現在、重大な困難に直面しており、その原因は日本の指導者が釣魚島と歴史問題で極めて間違ったやり方をとったことで、中国側は日本の指導者が誤りを正し、中日関係の回復と正常な発展のため、条件をつくるよう要求すると述べた。

   日本の安倍晋三首相が17日、談話を発表し、中日関係の重要性を強調したとの報道について答えたもので、華春瑩報道官は次のように述べた。私はまだ報道を見ていない。中国側は中日間の四つの政治文書を踏まえ、日本との戦略的互恵関係を発展させることを一貫して重視している。これは両国人民の利益にかない、地域全体の平和と発展にも有益なものである。現在、中日関係は重大な困難に直面している。その原因は非常にはっきりしている。それは日本の指導者が釣魚島と歴史問題で極めて間違ったやり方をとったことであり、この問題を解決するカギは日本側の手にある。

   華春瑩報道官は次のように表明した。中国側は日本の指導者が歴史を直視し、深く反省することを求める日本およびアジアの隣国の人民の声に真剣に耳を傾け、実際に行動をとり、誤りを正し、中日関係の回復と正常な発展のため条件をつくることを要求する。同時にわれわれは日本各界の有識者が両国人民の相互理解の増進と両国関係の改善のため積極的に努力することを歓迎する。