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731部隊遺跡の世界遺産への申請を通じて日本の恥をさらす
2014年 3月 20日11:12 / 提供:新華経済


 
 中国紙・環球時報(電子版)は19日、「ロシア専門家:中国は731部隊遺跡を世界に登録申請して日本の恥をさらす」と題した記事を掲載した。

中国政府は2012年11月、731部隊の遺跡を世界文化遺産としてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に登録申請する方針を固めた。今年、遺跡の全面補修を実施し、生物兵器の実験基地を当時のままの姿で再現、陳列館にも新たな展示品が加わった。こうした動きについて、ロシアの声は19日、ロシア極東研究所のワレリー・キスタノフ氏の見解として、「第2次大戦の罪を認めない日本に対する中国側の新たな答え」と報じている。

キスタノフ氏は、中国がこの時期に登録申請の動きを加速させたことについて、「中国が打ち出した新たな外交攻勢。中国は明らかに主導権を握った。相手を八方ふさがりの状態に追い込んだようだ」との見方を示している。