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マレーシア航空機が着陸し、大国が情報を封じ込めた可能性も
2014年 3月 17日13:25 / 提供:新華夏
 消息不明のマレーシア航空機MH370便がハイジャックされたという可能性が騒がれている中、憶測が続いている。ハイジャック犯はテロリストであり、政治的理由があるという憶測のほかに、航空機は無事に着陸したとの憶測も、墜落したとの憶測もある。一部専門家は京華時報の記者にそれらの憶測について明かした。

 操縦士徐勇凌氏は、すでに着陸し、大国が陰で操作している可能性を示唆した。これは事故ではなく、政治事件である。「大国が陰で操作すれば、航空機を管区に誘導し、情報を封じ込め、ほかの情報を提供して視線をそらすことができる。目的は推測できない。こうした状況下であれば、航空機は無事である」。

 ARJ21(21世紀新リージョナルジェット機)の副技師長だった周済生氏によると、砂漠に着陸すれば、乗客が生還する可能性があるという。緊急着水すれば、生還の可能性は小さく、分解・爆発の可能性は大きい。そして、緊急着水時に、どう逃げ出すかが課題となる。客室内が浸水せず、脱出シューターが利用できるのが前提だ。しかも、消息不明は7日目に入り、機上で生きていく必需品はなくなっているはずだ。

 消息を絶った1時21分から、軍レーダーから消えた2時40分までの情報がマレーシア側に封じ込められている可能性もある。「マレーシア側は非常に重要な情報をつかんでいるが、開示していない」と、周済生氏は見ている。

 現在、犯行を認めるテロ組織はまだないが、テロ組織が支配中の地域はごく狭く、航空機をハイジャックする可能性は小さいと見られる。

 もし大国関与であれば、政治目的はまだ断定できない。暫く時間が過ぎて初めて、その政治目的が達成されるだろう。