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米監督製作の「釣魚島の真相」
2014年 3月 15日11:44 / 提供:新華網
 アメリカのMonarex Hollywood Corporationが製作したドキュメンタリー映画が11日にロサンゼルスで初上映された。同映画は詳しい史料により、釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)が古来から中国の領土である史実を述べ、日本に歴史の直視や反省を促している。

 封切はロサンゼルス・ビバリーヒルズで行われる。各界関係者百人近くは儀式に出席し、この映画を鑑賞した。

 封切に先立ち、記者たちはアメリカ人入場者を取材したところ、釣魚島問題をあまり知っておらず、中日両国がそれにより係争を持つことが理解できず、中国の立場を誤解する人が多数いることに気づいた。

 「釣魚島の真相」は約40分間、監督はクリス氏である。クリス氏は「西側メディアは中国を不公正に報じ、釣魚島の事実を誤って報じている。この映画がこの状況を変化させ、人々が釣魚島の真相を知る上で役立つよう期待している」と語った。

 「釣魚島の真相」は1895年以降、日本による中国侵略の歴史を回顧し、日清戦争以降、日本が中国の釣魚島を暴力で占拠した事実を述べ、釣魚島係争の推移を整理した。同映画はまた、日本が中国侵略戦争において南京大虐殺を行い、日本731部隊が中国人を使い細菌実験を行ったなどの罪を記録した。

 封切が終わると、南カリフォルニア大学のCrandall氏は「私はこの映画により、平和の大切さを実感している。我々は兄弟のようにこの世界を共有する必要がある。アメリカは釣魚島問題で日本の肩を持つのに対し、我々は中立的立場を取り、分断ではなく、平和を追求する必要がある」と語った。