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中国空母、より高性能の駆逐艦と編隊組む可能性も
2013年 11月 28日16:52 / 提供:新華経済

 中国初の空母「遼寧」が26日、山東省青島の母港を離れ、ミサイル駆逐艦2隻、ミサイル護衛艦2隻と共に訓練のため南シナ海に向かった。中国の軍事専門家は今回の航行の目的について、「空母編隊を鍛えることにある」と指摘した。環球時報が27日伝えた。


 専門家は、今回の編隊構成が試験的なもので、空母と組むのが今回のような「051C(瀋陽級駆逐艦)」や「054A(江凱型フリゲート)」だけでなく、より高性能の「052C(蘭州級駆逐艦)」やミサイル駆逐艦「052D」となる可能性もあると分析した。

 中国軍によると「遼寧」の訓練はこれまで、母港付近の海の状況や気象状況が比較的単純な地域で行ってきた。今回の南シナ海行きは、より高度な訓練を行うことが目的だ。