Home > ニュース > 国際評論  > 日本の野党議員が続々訪中へ、狙いは「安倍政権との違いアピール」
日本の野党議員が続々訪中へ、狙いは「安倍政権との違いアピール」
2013年 9月 13日9:45 / 提供:新華社


 中国・環球時報は11日、日本メディアの報道を引用して、日本の野党議員が9月中旬から10月上旬にかけて続々と中国を訪問する狙いが、安倍晋三政権とのスタンスの違いをアピールすることにあると報じた。

 共同通信によれば、民主党の海江田万里代表と元代表の前原誠司氏が訪中日程を調整している。報道は、「日中首脳会談が遅々として実現しない中、安倍政権とのスタンスの違いをアピールする狙いがある」と指摘。また受け入れる中国側にも安倍政権をけん制する思惑があるとした。

 海江田代表は10月1日の国慶節前後に訪中する計画とみられ、周囲に「良好関係改善の助けになれば」と語ったとされる。訪中の意向は8月末に訪中した横路孝弘前衆院議長を通じて中国側に伝えた。

 また前原氏は中国政府のシンクタンクの招きにより、9月23日から25日に訪中する計画だ。

 このほか日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長ら6人が11日から14日にかけて北京などを訪問し、12日には中国の元国務委員と会談する予定とされる。

民主党の山口壮元外務副大臣やみんなの党の浅尾慶一郎幹事長ら10人は12日に訪中し、中国人民対外友好協会のメンバーと会談する計画だ。