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安倍首相、日中首脳会談の実現に期待
2013年 7月 30日9:53 / 提供:新華社
安倍晋三首相

 日本の安倍晋三首相は29日、斎木昭隆外務事務次官の中国訪問をめぐって、「日中は戦略的互恵関係の原点に戻り、お互いに関係を改善していく努力をすべきだ」と述べ、中国首脳との会談実現に期待を示した。視察先の宮城県南三陸町で記者団に語った。新華網が29日伝えた。

 日本メディアの報道によると、安倍首相は「日中関係は重要な二国間関係のうちのひとつだ。前提条件を付けずに、外相・首脳同士が胸襟を開いて対話を進めていくことが大切だ」と述べた。

 斎木外務事務次官は29日から2日間、中国を訪問し、中国外交部の張業遂副部長ら、中国当局者と会談して両国関係修復への道を探る。
 
 日本の政府関係者らはこれまで何度も、「日中会談が遅々として実現しない背景には、中国側が主張する『前提条件』がある」と訴えてきた。