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「中国が米国にサイバー攻撃」との主張は根拠がなく無責任
2012年 11月 1日13:19 / 提供:人民網日本語版
 外交部(外務省)の洪磊報道官は31日の定例記者会見で「徹底的な調査を経ず、確実な証拠がない中で、中国側が米国に対してサイバー攻撃を行い、ネット上の資料を盗み取っているとの見解を示すのは根拠がなく無責任だ」と指摘した。

 --米国の某情報機関は、中国と取引関係にある米企業はネットワーク侵入のリスクに直面していると指摘している。米国のあるシンクタンクは、中国は米企業の機密を盗み取ろうとしていると指摘している。

 中国側の立場はこれまで繰り返し明確に表明してきた。徹底的な調査を経ず、確実な証拠がない中で、中国側が米国に対してサイバー攻撃を行い、ネット上の資料を盗み取っているとの見解を示すのは根拠がなく無責任だ。

 ネットセキュリティ問題は各国が共通して抱える試練だ。中国もサイバー攻撃の主要被害国の1つだ。中国は国際社会と積極的、実務的協力を行い、ネットセキュリティを共同で守ることを望んでいる。(編集NA)