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北京植物園園長が東京で逮捕された件について
2012年 6月 22日22:15 / 提供:人民網日本語版

 北京植物園の園長が6月初め、「靖国神社の物品を損壊」して日本の警視庁に逮捕されたとの報道について、外交部の洪磊報道官は定例記者会見で「これは普通の領事案件であり、すでに適切に解決された」と説明した。

 日本のTBSテレビの報道によると、この中国国籍の男性(45)は6月4日午前10時頃、東京・千代田区の靖国神社の境内で、桜に掛けられたプラスチック製のプレートを取り外し、足で踏みつけて壊した。警視庁の取り調べに男性は「看板を掛けられて桜がかわいそうだと思った。植物の専門家として見過ごすわけにはいかなかった」と供述。警視庁は政治的背景はないと判断し、釈放した。男性は6日、中国に帰国した。(編集NA)