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中日関係の発展に努力を=崔天凱・駐日本大使が離任
2010年 1月 27日17:57 / 提供:
女優の中野良子さんと握手する中国の崔天凱駐日本大使

 まもなく離任する中国の崔天凱駐日本大使は昨今、「ここ数年、中日関係は絶えず発展した。今後とも両国関係の中身をさらに充実させる必要がある」と述べた。

 崔大使は離任レセプションで「当面、中日両国の共同利益が絶えず増え、協力の潜在力も多いため、双方は今後も政治上の相互信頼を深め、地域間協力を推進し、戦略互恵関係の中身を充実させる必要がある」と述べた。

 崔大使は最後に日本各界の四川地震への支援や北京五輪、新中国成立60周年その他の大きなイベントに対する支援に感謝の意を表した。

 レセプションには日本に駐在する中国人や留学生それに中系企業・機関などの代表300人あまりがレセプションに出席した。

 崔大使はこのほど、中日関係の発展に対し、1、チャンスを手にし、共同発展を実現。2、潮流に順応し、多国間協力を強化。3、伝統を継承し、友好感情を増進。4、大局に着眼し、現実問題を適切な処理―という4つの提案を提出した。

 崔大使はさらに、「中日関係には多面性と複雑性が存在するものの、相互の必要性や共同利益に比べれば相違や論争などなんでもない。具体的な問題が大局を掌握する障碍になってはならない」と強調した。

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離任レセプションで挨拶する中国の崔天凱駐日本大使

(編集:章坤良 写真:新華社)

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