Home > ニュース > 国際評論  > 中日韓の外相会談再開、「日本側の態度が鍵」(写真)
中日韓の外相会談再開、「日本側の態度が鍵」(写真)
2014年 12月 18日9:46 / 提供:新華経済

 中国·人民網は17日、韓国·聯合ニュースがこのほど、「韓国と中国、日本の外相会談が再開できるかどうかは、日本側の態度が鍵となる」と報じたことを紹介した。

 聯合ニュースは「2012年4月以降、中断している3カ国の外相会談が再開されるかどうかは、安倍政権の3カ国協力に関する問題への態度が鍵となる」と指摘した。

 3カ国は今年9月にソウルで行った高官会議で外相会談の再開について協議し、11月の中韓首脳会談でも両国首脳が年内に3カ国の外相会談を行う必要があるとの考えで一致した。ただ具体的な時期には言及しておらず、再開は来年に持ち越されるとみられる。

 日本では衆議院選挙が終わったばかりで、第3次安倍内閣が24日に発足。岸田文雄氏が外相として続投するとみられる。聯合ニュースは、「外相が続投しても、3カ国外相会談再開への協議が進展することは難しいだろう。安倍政権は発足以来、歴史問題や領土問題をめぐって挑発を続けており、3カ国の協力関係はいまだに修復できていない」と指摘した。

 韓国政府高官は17日、「わが国は3カ国の協力に積極的な態度を維持し、外相会談再開を早期に実現したいとの姿勢だ。議長国として中国、日本との協議を進めている」と語った。