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神経質?変態?もしくは繊細
2014年 7月 29日14:42 / 提供:新華経済

   中国サイト「騰訊大家」が28日、「あなたが知っている日本ってどんな感じ?」と題し、ここ半年ほどの報道から日本について考察する記事を掲載した。 記事では、日本の防衛省が東京大学に対し次期輸送機C2の不具合に関する研究への協力を求めたが、東大がこれを拒否したこと、横浜地方裁判所が米海軍と自衛隊が共同使用する厚木基地の騒音問題について、自衛隊機の夜間と早朝の飛行の差し止めを命じたことなどを紹介。

   また、人件費と建築材料の価格上昇により、2020年開催の東京五輪で必要とされた会場3カ所の建設計画を取りやめる方針であることなどを挙げた。 東大が防衛省の協力要請を断ったことについては、1959年に「軍事研究を禁止する」との決まりが設けられていたためだと説明。また厚木基地については「司法の独立が守られた法制社会であるためだ」と指摘し、五輪施設の建設については「全てのことが現実、国情から出発し、“メンツのための建設”はしないとの考えによるものであり、税金を無駄にしないためだ」と分析した。 こうした一連の出来事について記事は「トイレを温め、看護士が病人と話す時にひざまずく国、公務員が過度にエアコンを使用してはいけないという国について、あなたはどう思うだろうか?神経質?頭がおかしい?変態?もしくは繊細、美学的?日本は過去に中国を侵略し、大虐殺を行ったが、われわれは今日の日本、明日の日本にこそ注目するべきだ」と強調した。