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米国の専門家「プールで目が赤くなるのは、おしっこのせい」
2015年 6月 29日10:47 / 提供:新華経済

  広州日報は26日、人が泳いだ後に目が赤くなる現象について、「尿が原因である」と米国の専門家らが指摘していることを報じた。

  泳ぐと目が赤くなるのは、水中の塩素の刺激によるもの、と多くの人が思っているだろう。しかし、専門家によると、問題の根源は尿にあるのだという。 米国疾病コントロール·予防センターの健康水泳プロジェクト担当者は「プールに塩素や消毒剤を入れるのは、細菌を殺すため。しかし、プールの中で小便をすると塩素が働きを失うとともに、その刺激によって目が赤くなる」としている。

  米国家プール基金の責任者も「遊泳者の目は、プール中の尿を調べる最も効果的な測定器だ」と語る。 水質·健康委員会の担当者は「プールで塩素のようなにおいを嗅ぐことがある。実は塩素ではなく、塩素と尿、汗、そして遊泳者の体に付着している汚物が混ざり合うことで生じるにおいなのだ。これらの物質は目を赤くするとともにかゆみを起こし、鼻水やせきまで出させる」と説明する。

 その解決方法はとても簡単。泳ぐ前に簡単に体を洗い、尿意を催したらすぐに水から上がってトイレに行くことだ。