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“名探偵コナン批判”が日中ネットで話題に··
2015年 4月 28日8:50 / 提供:新華経済

 中国のテレビ局、北京電視台の番組がこのほど、日本の人気アニメ「名探偵コナン」の内容について「犯罪の教科書だ」と批判したことが、日中のインターネット上で話題になり、両国のアニメファンたちから同局に対する怒りの声が上がっている。台湾紙·自由時報が24日伝えた。

 中国では文化部が今月、動画サイトなどで暴力的シーンや性的シーンが含まれる日本のアニメ62作品の配信を停止するよう指示したと報じられており、対象作品に「名探偵コナン」や「NARUTO ―ナルト―」「美少女戦士セーラームーン」が含まれるとうわさされている。

 実際に各サイトへの配信停止の指示はまだ出されていない様子だが、中国当局の日本製アニメへの締め付けが厳しくなっているという印象が強まる中での「名探偵コナン」批判とあって、日中での反応は大きかった。

 自由時報によると、あるネットユーザーは「名探偵コナンに事件解決の方法ではなく犯罪を教わったというの?お前らはあほうか?」と揶揄。また日本のネット掲示板では「まず著作権料を払ってから文句を言え」「海賊版なのに文句言えるのか?」といった声が上がっていた。さらに、「中国はテレビで国民を洗脳する国。国民はテレビと現実の区別がついていないから、放送禁止になってよかった」といったコメントもあった。