Home > ニュース > 国際評論  > 中国人と日本人、桜を観賞するうえでの最大の違いとは
中国人と日本人、桜を観賞するうえでの最大の違いとは
2015年 3月 31日17:58 / 提供:新華経済

 南京テレビ局·ニュース総合チャンネルの番組「直播南京」の公式微博(ウェイボー)アカウントは29日、ここ数日で桜が満開を迎えて多くの人が桜見物をしていると伝えるとともに、桜を観賞するうえでの中国人と日本人の最大の違いについて紹介するツイートを掲載した。

 記事は、中国人は満開の桜を楽しむのに対して、日本人はその花が散っていく様を味わうと紹介。南京·鶏鳴寺では桜の木の下に立って写真撮影に勤しむ人びとが見られるのに対し、京都の家庭では和服を着て静かに桜の木の下に座り、ひらひらと散り行く最も美しい瞬間を味わうとした。そして「どちらが高貴で風情があるかなどと比較することに意味はない。美を追求する、それだけでいいのだ」と評した。 このツイートに対して、中国のネットユーザーから寄せられたコメントは以下のとおりだ。

 「日本人は桜を眺めることを最も品のある楽しみだと考えている」

「確かに、中国人は花が満開になって生命の輝かしさを味わうのが好きだ。そして、日本人はその散り行く様に、去りゆく命を感じるのを好む」

「やっぱり人が少ない方が、感じるものがあるよね」

「中国人は満開の花が好き、賑やかさが好き、その一瞬が好き。そして見終わったらすぐに忘れてしまう。一方で日本の桜に対する感情は動態的な美しさにあって、桜の観賞が長時間のプロセスになっている。それぞれの花にはそれぞれの楽しみ方があるもの。中国人の桜に対する見方は俗っぽくて味わいがなく、華やかだけど響くものがない」

「昨日(南京市の)解放門の玄武湖畔で、日本人一行が桜の木の下で大きなテントを張ってしゃべったり酒を飲んだりしてすごく楽しそうにしてるのを見た。朝早くから場所取りしてたみたいだよ」