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東京五輪、日本の目標は金メダル30個
2015年 3月 24日17:25 / 提供:新華経済

 日本スポーツ振興センター(JSC)と日本オリンピック委員会(JOC)は、20年東京五輪の目標について「金メダル30個」を掲げ、日本のネットユーザーから「非現実的」と冷ややかな反応が寄せられている。23日付で騰訊体育が伝えた。

 「金30個」が実現すれば、金メダル獲得数で世界3位となる。柔道、レスリング、マラソン、卓球など21競技が東京五輪の「重点競技種目」に選ばれた。文部科学省はJSCやJOCの代表者らを集めた「競技力向上タスクフォース(特別チーム)」の会合を開催し、東京五輪で日本代表団は金メダル30個を目標とすると表明した。

 今年の五輪関連予算は63億円に上り、うち13億円は「重点競技種目」に使われる。残りの約50億はJOCが分配するが、主に強化合宿や海外遠征などに使われる予定。関係者はこれについて、「04年のアテネ五輪で獲得した金メダル16個がこれまでの最高。この時は柔道でほとんどの金を独占した」と指摘している。

 日本のネットユーザーからも反対意見が多く、「この目標を設定した意義が分からない」「目標が高すぎる。柔道と競泳でそれぞれ金9個獲得しないと無理。非現実的だ。金15個ならまだ分かる」などのコメントが寄せられている。