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「釣魚島レストラン」、立て看板を管理会社が強制撤去
2015年 1月 27日16:57 / 提供:新華経済

 中国·北京の大使館街で中国人が経営する「釣魚島(日本名·尖閣諸島)レストラン」の立て看板が、強制撤去されていたことが分かった。26日付で環球時報が伝えた。

 釣魚島(尖閣諸島)をコンセプトとしたレストラン「釣魚島マーラータン」は3カ月前のオープン当初から、店を宣伝するための立て看板を掲げていた。これを英紙タイムズが紙面で取り上げたことで、多くの日本人記者の関心を引くこととなり、店が入居する格納斯ホテルの不動産管理会社から「デリケートな問題だから、撤去するように。さもなければ、水も電気も止める」と警告された。

 結局、23日になって看板は管理会社によって強制撤去された。店の主人は「『日本人と犬は入るべからず』という類の看板ではない。むしろ日本人も歓迎していた。ただ、われわれの立場は明確にしておきたかった」と話している。店は釣魚島(尖閣諸島)がコンセプトとなっており、中国初の空母「遼寧」の形をしたバーカウンターや「釣魚島砲弾」「釣魚島手榴弾」などと名付けられた料理やスイーツを提供していた。