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日本は今年「3つの危機」に遭遇(写真)
2015年 1月 12日8:59 / 提供:新華経済



 8日付の台湾紙·旺報は、日本は今年「3つの危機」に遭遇し、安倍首相は中ロに降参せざるを得なくなると報じた。9日付で環球網が伝えた。

 3つの危機とは(1)歴史包囲網(2)領土問題(3)米日同盟。今年は抗日戦争勝利70周年記念活動がロシアと韓国で大々的に行われることが決まっており、中国を交えた3カ国による歴史包囲網が組まれ、日本が孤立する恐れがある。歴史問題で足並みをそろえる中ロまたは中韓ロが領土問題でも手を組み、釣魚島(日本名·尖閣諸島)、千鳥群島(北方領土)、独島(竹島)の主権問題で互いの立場を支持し合う構図が生まれるかもしれない。

 米日同盟も強固とはいえ、米側は歴史問題による中国との関係悪化を望んでいない。米国務省の報道官は5日、安倍首相の戦後70年談話が、過去の植民地支配と侵略を認めた「村山談話」や慰安婦の軍の関与を認めた「河野談話」を継承することを望むと述べている。

 戦後70年という重要な節目にあたる今年、中韓ロの「包囲攻撃」を避けるため、安倍氏は姿勢を低くし、譲歩する発言をせざるを得ないだろう。