Home > ニュース > 国際評論  > 韓国製造業の“終末”懸念高まる
韓国製造業の“終末”懸念高まる
2015年 1月 8日10:53 / 提供:新華経済

 韓国·中央日報は7日、韓国は世界1位の技術はわずか1つしかないうえ、技術レベルでも中国に追いつかれつつあり、製造業が“終末の日”を迎える懸念が高まっていると報じた。

 記事によると、韓国産業技術評価管理院が142の技術について調査したところ、韓国が最高技術レベルを持つ分野は「未来型船舶」の1つにとどまった。米国が87、日本は33だったという。

 一方で、韓国と中国の技術に関する同院の調査では、主要10業種の両国の技術格差は2年未満だった。バイオ分野では0.7年、移動通信も0.9年と接近しているほか、韓国の主力産業の半導体·自動車も1.5年未満、最も差をつけている造船でも、両国の差はわずか1.7年だという。

 中央日報は、米国の電子製品専門店では、アップルやレノボ、東芝などに押されて韓国製PCを探すことが難しくなっているという状況を紹介。「『Made by Korea』の立つ瀬がなくなっており、韓国製造業の“ドゥームズデイ(Doomsday=世界終末の日)”を懸念する声が高まっている」と警鐘を鳴らしている。

 このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは多くの意見が寄せられている。主な意見を紹介しよう。

「それはお前らがコスト削減のため、中小企業やベンチャー、個人の特許を奪ったから、競争力をなくしただけ」

「本当に危機。経営陣を変えて、政治も変わり、経済的によい循環ができるようなシステムを作ってほしい」

「創造力が足りなすぎる」

「技術を安値でこっそり売り飛ばした結果」

「頭のいい子は医大にしか行かない。技術者になりたい人がいない」

「科学者や技術者の待遇が悪いから、いい人材を中国に取られてしまった」

「創造には自由なアイディアが必要だし、考える余裕も必要。韓国企業は社員に長時間労働を強いるだけ」

「日本は世界3位の経済力があり、中国はこれからの強大国。韓国は何もない」

「世界1の技術部門で日本はすでに33個も持っている。すごいな。勉強する分量では韓国がノーベル賞に値するのに」

「世界最高の技術なんてあったっけ?」

「不祥事は世界一」

「30年後、韓国人は中国人社長の下で働くことになる」

「子供には中国語を勉強させて、中国の会社で働けるようにしておかなくちゃ」