Home > ニュース > 国際  > 日本の安全保障環境を悪化させているのは安倍首相本人
日本の安全保障環境を悪化させているのは安倍首相本人
2014年 7月 17日13:40 / 提供:新華網日本語

 日本の参議院議員、社民党の吉田忠智代表は15日、参議院で政府の集団的自衛権の解禁について、安倍内閣に質問を行った際に、日本の安全保障環境の悪化を招いているのはまさに安倍晋三首相本人だ、と述べた。

 日本の参議院予算委員会は同日、集中審議を行い、連立政権の公明党と野党の議員が政府の集団的自衛権の解禁問題について、安倍内閣に質問した。

 吉田忠智代表は審議で、次のように述べた。日本の周辺の平和で安定した安全保障環境を保証するためには、本来は中国側との対話を行うと同時に、米国と韓国との関係を強化すべきだが、安倍首相は靖国神社の参拝に執着し、慰安婦などの歴史認識問題で隣国の反日感情を煽り、日本の安全保障環境を悪化させているのは安倍首相自身だ。

 安倍首相は会議で、日本の自衛隊は今後、侵略戦争に参加しないと弁解した。これに対し、日本共産党の小池晃参議員は次のように反論した。安倍首相本人は、「問題を見る角度の違い」によって異なるという理由だけで、学術界及び国際的に「侵略」に関する定説はないと主張しているが、安倍首相の「侵略戦争に参加しない」という発言を誰が信用するのか。

 日本の「新党改革」党の荒井広幸参議員は、発言の中で安倍閣僚が国民と野党の声を汲み取るように求め、「国民の支持と理解を獲得しなければ、なんの平和と戦争への抑止力を語ることはできない」と語った。

関連記事