2014年 7月 15日15:23 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　イスラエル政府は15日朝、閣議を開き、エジプトがイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの双方に対して提示したすべての攻撃停止を盛り込んだ停戦案を協議する予定です。

　エジプト政府は14日、すでに1週間となったイスラエルとパレスチナ間の軍事衝突を止めることを目指した停戦案を提示し、ガザ地区での陸海空すべての攻撃を停止すると共に、人と物資の通行を許可するよう促しました。この提案によれば、停戦は15日午前9時から発効し、発効から12時間以内に完全に停戦させます。エジプトはまたイスラエルとパレスチナ双方の代表団が48時間以内にカイロで協議を開始することを呼びかけました。

　イスラエル軍は8日からガザでの軍事作戦を開始しました。これまで、ガザ地区では1470ヵ所以上の目標が攻撃を受け、市民を含むパレスチナ人185人が死亡しました。