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韓国『日本軍慰安婦状況白書』発行を計画
2014年 6月 24日16:23 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 韓国の政府高官は23日、「韓国政府は『日本軍慰安婦状況白書』を発行して、日本政府の『河野談話』に関する検証結果に抗議する計画がある」と述べました。

 韓国聯合ニュースは、「韓国政府は書面の資料を通じて慰安婦の真相と日本の責任を公表し、国際社会の慰安婦問題に対する理解をさらに深め、日本政府に問題を適切に処理するよう促す予定だ」とアナリストの話を引用し報道している。

 また、同社の報道によると、韓国政府はこのほか、外交省の公式サイトで慰安婦に関する大量の資料を追加公表することも計画しているということだ。韓国の民間団体である北東アジア歴史財団は、日本軍の慰安婦に関する資料を保存している中国吉林省歴史資料館と資料を共有し、共同研究を行うことを決めた。

 前述の韓国政府高官はさらに、「韓国は、日本に対して関連措置を講じるだけではなく、国際社会とともに多方面に及ぶ措置を講じ、日本の歴史歪曲行為に対応する」と指摘した。

 韓国外交省の趙太庸(チョ・テヨン)第1次官はこの日、韓国駐在の別所浩郎日本大使を呼び、日本政府の「河野談話」に関する検証報告に対して抗議し、「日本軍による慰安婦の徴集に強制性があったことは、歴史がすでに証明している。この点は全世界に認知されている。日本政府が引き続き河野談話を受けて表明してきた公式の立場を弱体化しようとするのなら、日本は国際社会の信用をなくすことになる」と話した。

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