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中国、イラクの安全の回復と正常化を希望
2014年 6月 18日9:45 / 提供:中国国際放送局
 中国外務省の華春瑩報道官は17日の記者会見で、「中国はイラクの安全情勢を注視している。イラクが一日も早く安全で、正常な秩序を取り戻すよう希望する」と述べた。

 イラクの情勢に関し、記者から、「反政府勢力が北部からバグダッドに進んでいる。中国の石油企業はイラク南部、東南部に重要な利益がある。このような情勢の中、中国はバグダッドに代表団、または高官を派遣するつもりはあるか」との質問が出された。

 華報道官は「中国は、イラクでの中国公民と企業の安全と合法的権益を非常に重視している。緊迫化したイラクの安全情勢について、中国外務省とイラク駐在中国大使館はすでに安全注意情報を出した」と述べました。そのうえで、「近く中国がバグダッドに代表団を派遣する事に関する情報は、私のところにまだ届いていない。イラク駐在中国大使館スタッフは職責を果たし、地元の安全情勢に十分に注意を払うとともに、中国の大使館や機関、企業、人員の保護などを強化するようイラク側に要求した。われわれも情勢の変化に応じ、必要な措置を講じて、イラクに滞在している中国人の安全を確保する」と強調した。