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イラン核開発問題をめぐる協議再開
2014年 6月 17日16:20 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 イランの核開発問題をめぐって、7月20日までに最終合意を目指す、イランとイラン核問題関係6か国(米英独仏中ロ)による協議が16日、オーストリアのウィーンで再開した。

 昨年11月にジュネーブで合意に達した「共同行動計画」が7月20日に期限を迎えることから、イラン核問題の包括的な解決という最終合意を取りまとめるまでわずかな時間しか残されていない。

 争点となっているのは、イランのウラン濃縮活動の範囲だ。西側諸国はイランにあるウラン濃縮能力の高さが核兵器の開発に転用される恐れがあると懸念していて、ウラン濃縮レベルの制限を求めたが、イランは発電や医療用に必要であるとしてその提案を拒否した。

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