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外交部報道官、日本政府にプルトニウム保有量の報告漏れを説明するよう希望
2014年 6月 10日16:34 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京6月10日】中国外交部の華春瑩報道官は9日に次のように示した。日本がプルトニウムの保有量に対し報告漏れをする関連報道について、日本側はいったい報告漏れをするのか、それとも故意に隠ぺいするのか、それは日本側による答えられるべきだ。日本政府にこのことについて説明するよう希望している。

 ある記者は次のように質問した。日本の共同通信社などのメディアの報道によると、日本政府は国際原子力機関(IAEA)に提出したプルトニウムの保有量報告書の中で、640キロのプルトニウムが漏れたという。これらのプルトニウムは核爆弾80発分の製造に十分足りているから、この報告漏れの行為は国際社会からの疑念を引き起こしているとの報道が伝えた。中国側はこれに対しどのようにコメントするのか。これは日本側が故意に隠蔽しようとするか、それとも核物質を監督管理する能力に欠けているか、中国側はどのように見なしているのか。

 これを受け、華春瑩報道官は次のように答えた。我々は関連報道に留意している。日本側はいったい報告漏れをするのか、それとも故意に隠ぺいするのかという問題は、日本側による答えるべきだ。しかし、核物質の保有と使用に関する情況をありのままにIAEAに報告することは、IAEAの規定だけでなく、日本の義務でもある。このようにすればこそ、IAEAの保障 監督には意義がある。我々は日本政府にこのことについて説明するよう希望している。

 華春瑩報道官は次のように述べた。このほか、日本側は長期にわたって、大量の自国の実際需要を超えた敏感な核物質を保有し、国際社会の強い懸念を引き起こしている。我々は日本側に真剣に国際社会の懸念に答え、できるだけ早く実際行動を講じ、1日も早くその敏感な核物質の需給不均衡の問題を解決し、特に需給不均衡を拡大させる行動を取ってはいけない。 

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