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中日友好21世紀委員会、日本長崎で中日関係シンポジウム開催
2014年 6月 6日17:25 / 提供:

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 【新華社長崎(日本)6月6日】第5回中日友好21世紀委員会は5日、日本長崎で中日関係シンポジウムを開催した。中国側首席委員の唐家セン(王ヘンに旋)氏と日本側首席委員の西室泰三氏がそれぞれ、双方の一部の委員を率いて出席した。

 唐家セン氏は開幕式で『正本清源、標本兼治(根本を正し、枝葉末節と根本を同時に直す)、中日関係の改善・発展を推進する』を題とした基調講演を行い、次のように強調した。中日関係を処理するには、双方が中日間の4つの政治的文書の各規定を真剣に振り返り、国交正常化によって築かれた原則・精神を踏まえる必要がある。当面の急務は歴史問題と釣魚島問題を適切に処理し、両国関係の改善・発展を阻む政治的障害を取り除くことだ。根本的に両国関係の困難な局面を改善するには、客観的な相互認識を確立し、政治・安全面の相互信頼を再建すると同時に絶えず各分野における交流と協力を推進する必要がある。

 双方委員らは中日関係や関連問題について突っ込んだ意見を交換し、次の認識で一致した。中日関係は非常に重要であり、今の両国関係の厳しい局面が続くことは双方の利益に合致しない。両国政府は対話・協議を通して適切に矛盾や食違いを処理し、危機を有効に管理?コントロールし、両国関係が更なる衝突や妨害を受けるよう防止するべきだ。中国側は、日本政府と指導者が中日関係の困難な局面の根源を正視し、侵略の歴史を反省する態度表明と約束を厳守し、実際の行動で両国関係改善のために努力するよう促した。

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