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UNHCR、レバノンへのシリア人難民は109万人以上
2014年 6月 3日10:22 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は1日ベイルートで、これまでに、レバノンへ避難したシリア人難民は109万2000人に達したと発表した。

 国連難民高等弁務官事務所はこの日報告書を発表し、「事務所はレバノンに設置した登録ステーションを通じてシリア人難民の登録を行った。それによると、現在、103万4000人が登録しているほか、5万8000人が登録を待っている」としている。

 この報告書は、「国連世界食糧計画(WFP)はすでに、レバノン各地にいる74万5000人のシリア人難民に、救援食料を受け取るための電子供給カードを配った。また、WFPやその他の国際救援組織、及び慈善団体などは、新しくレバノンに到着した1万7000人のシリア人難民に直接に食料を配った」としている。

 また、報告書は、「調査によれば、約81%のシリア人難民は地元住民の住宅を賃借している。新しく避難して来たシリア人難民の住居問題を解決するため、UNHCRなどはレバノン各地に1000カ所余りの仮設住宅を建設した」としている。

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