2014年 5月 28日15:50 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　「アジアの協力対話（ACD）シルクロード実務協力フォーラム」が28日午前、甘粛省の中心地蘭州市で開幕した。

　これには、中国、タジキスタン、カザフスタンなど33カ国の代表団が参加し、「陸上・海上のシルクロードを振興し、アジア地域経済一体化の新しい配置を構築する」というテーマをめぐって交流を行っている。

　中国外務省の劉建超次官補は、「現在、世界経済の中心は絶えず東へ移転しており、アジアの世界経済成長に対する貢献率は50％以上に達した。去年の9月と10月、中国は『シルクロード経済帯』と『21世紀の海上シルクロード』を共に構築すると提唱した。これは自国発展の需要によるものである共に、アジア地域の協力に応じるものでもある。『シルクロード経済帯』と『21世紀の海上シルクロード』の構築は、アジア諸国の相互理解と信頼によって地域の経済貿易協力を推進すること、アジア地域の相互利用を促進し、互いの礼儀の融合を深めること、エネルギーと環境保護の協力を強化し、アジア経済のモデルチェンジとグレードアップを推進すること、人的交流を推し進め、アジア諸国民の相互理解を実現することを必要とする」と述べた。

　ACD議長国であるバーレーンの代表団団長を務めるエリー文化相は、「今回のフォーラムは加盟国に相互信頼を強め、協力を深めるチャンスを提供することになる。各加盟国はシルクロード経済帯建設における協力を通じて結ばれ、共同発展を求め、アジア地域の一体化発展を推進できるだろう」と述べた。