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米国が全世界で広範に秘密盗聴を行い、各国の政治要人を含む
2014年 5月 28日9:49 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京5月27日】中国インターネットニュース研究センターが26日発表した『米国全世界盗聴活動記録』(以下は『記録』と略称する)は、米国が全世界で広範に秘密盗聴を行い、各国の政治要人をも含んでいる。

 当『記録』は英国の『ガーディアン』紙が2013年の末に報道した内容を引用して、国連の潘基文事務総長、ドイツのメルケル首相、ブラジルのルセフ大統領など35カ国の指導者も皆アメリカ国家安全保障局の盗聴リストに記されてあると述べた。

 当『記録』は次の内容を明らかにした。ドイツの週刊誌『デア・シュピーゲル』は今年3月29日にスノーデンの提供した文書を引用し、アメリカ国家安全保障局は2009年に122人の外国指導者に対し監視を施し、また外国指導者の情報を保存する専門的なデータベースを構築し、うちドイツのメルケル首相に関する報告は300点にも達したことを披露した。ドイツの「シュピーゲルオンライン」の報道によると、国連本部、EUの国連常駐代表団はいずれもアメリカ国家安全保障局の監視範囲に含まれ、監視のコンテンツは政治、経済、商業などの分野に関わっているという。

 また、当『記録』は次のように述べた。スノーデンが英国の『ガーディアン』紙に提供した一つの文書が、米国側のイギリスのノース?ヨークシャーに設置した一つの情報機構の支部は、2009年のG20首脳会議で、当時のメドベージェフ?ロシア大統領がロシア国内との通話を盗聴したことを示した。今回の盗聴の時点はメドベージェフ大統領とオバマ米大統領が会談を行われた後の数時間で、二人は会談の中で相互信頼についてコンセンサスに達したばかりだ。

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