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マレーシア、不明機オリジナルデータ公開を検討
2014年 5月 20日15:21 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 マレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相兼運輸相代行は、19日に声明で「マレーシア民間航空局に国際海事衛星機構と、消息不明となった370便のオリジナルデータの公開を検討するよう指示した」と発表した。

 ヒシャムディン運輸相代行は「データの公開は、われわれが求める調査の透明性と乗客家族の利益を最優先に考える立場と一致するものだ」と話した。

 また、ヒシャムディン運輸相代行は「マレーシア、中国、オーストラリアから来た測量専門家が先週末に会談を行い、南インド洋においてオーストラリア運輸安全局が定めた区域を中心に深海探測調査任務を実施することで意見が一致した。この任務は中国海軍の測量船『竺可驕x号が担当し、天候がよければ『竺可驕x号は21日に出発する予定だ」と紹介した。

 さらに、ヒシャムディン運輸相代行は「専門家グループのメンバーはオーストラリアのキャンベラで会合を開き、国際海事衛星機構が提供したデータの計算と分析について討議し完成させる」と述べた。

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