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王毅外交部長 ケリー米国務長官と電話会談
2014年 5月 14日11:17 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京5月14日】中国の王毅外交部長は13日、米国のケリー国務長官と電話会談を行った。

 王毅外交部長は次のように強調した。中米の新しいタイプの大国関係構築推進は両国元首の重要な共通認識で、両国の共通の利益に合致している。双方は協力を強化し、妨害を排除し、両国関係の健全かつ安定した前向きの発展を確保しなければならない。今後、中米間には一連の重要な交流があり、双方は緊密に協力し、前向きの成果をはからなければならない。

 ケリー長官は、米中の新しいタイプの大国関係を築く精神に従い、中国と重大な問題について意思疎通と協力を続けることを願っていると表明した。

 現在の海上情勢について王毅外交部長は問題の歴史的経緯、事実 真相および中国側の原則的立場を説明し、米側が客観的かつ公正に向き合い、約束を厳守し、言動を慎重にし、関係方面の挑発行動を助長することを避けるよう促した。ケリー長官は次のように述べた。領土主権の帰属問題で米国は立場をとらず、一方の側に立たないし、批判する意図もない。米国は各国が適切に処理し、地域の平和と安定を守ることを希望する。

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