Home > ニュース > 国際  >  第16回中日韓環境大臣会合が閉幕
第16回中日韓環境大臣会合が閉幕
2014年 4月 30日16:34 / 提供:新華網日本語

 【新華社韓国大邱4月30日】2日間の会期で行われた第16回中日韓環境大臣会合が29日、韓国大邱市で閉幕した。会合の出席者は国内における環境保護政策の進展、地域及び地球規模の環境問題について意見交換を行った。

 会合で出席者は中日韓環境共同行動計画の実行状況、評価状況に関する報告を聴取し、今後5年をかけて優先的に進める新しい協力分野を批准した。大気質改善、生物多様性保護、電子電気機器廃棄物の越境移動管理、気候変動への対応、農村の環境保護など9項目の内容を含む。

 中国の李幹傑環境保護部副部長、韓国の尹成奎環境部長官及び日本の石原伸晃環境大臣が各国の団長として会議に出席した。

 李幹傑副部長は、この1年間の中国における環境保護の最新の進展状況を紹介し、中国が大気汚染対策で実施してきた取り組みについて重点的に説明した。李幹傑副部長は次のように指摘した。中国で日増しに顕著化する大気汚染問題は長期的に蓄積されて形成したもので、大気汚染対策は、自国の長期的なたゆまぬ努力が求められるだけでなく、韓国と日本を含む国際的な成功例と方法を汲み取り、参考にする必要がある。李幹傑副部長はまた、中国は韓国や日本と三国間、又は二国間協力を展開することに開放的で積極的な姿勢を持ち、地方レベルの協力を歓迎し、科学者間の協力を強化することを提言した。