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靖国神社へ父親を祭らない日本人学者の栗屋憲太郎(三)
2014年 4月 24日16:24 / 提供:東方ネット

「靖国神社で、父親の霊位を合葬することは理解できない」

 栗屋氏によると、靖国神社で、フィリッピンで戦死した自分の父親の霊を合葬するのは認められず、非常に変な行為で、理解できない。当時、戦争に参加した人らの霊が靖国神社に合葬されたのは家族の同意を得ていなかった、靖国神社は宗教法人として、家族の同意を得ていない非常に独断専行のことをやった。

 子供の時、おばさんが連れられて行ったことがあるが、その時は物事が分からず、分かった後、別の弔い方がある。ある学生は日本とフィリッピンの関係を研究しているが、彼の援助で、父親が1945年6月初めに戦死した場所を実地に見学し、1束の花を捧げて、父親への思いを示した。

 栗屋氏は「父親は靖国神社で霊以外に、その他のところに墓もある。そこへ墓参りに行く。私にとって、霊が移転するかどうかは意義のないことだ」と述べた。

(編集:曹 俊)

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