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靖国神社へ父親を祭らない日本人学者の栗屋憲太郎(二)
2014年 4月 24日16:23 / 提供:東方ネット

対話:

栗屋憲太郎:右翼勢力はそれほど大きくない

「東京裁判の問題点は、天皇の責任を追及しないことだ」

 栗屋氏によると、東京裁判で、一部の戦犯は起訴され、生物化学兵器など一部の問題も有効に解決されていない。実は、検察官側が裁判所に提出した起訴状で、これらの問題は含まれるが、最後に、アメリカがこれらの責任を追及しないとしたからだ。それは私の目でみれば、不正常のことだ。

 同氏は「遺憾なことは、昭和天皇の戦争責任を追及しなかったことだ。当時、昭和天皇の戦争責任を追及する検事は非常に少なく、フランスの検事の裁判長だけだった」と語った。

 また、慰安婦問題に対して、栗屋氏は「中国の慰安婦についての起訴の多くは却下された。日本の口実は、『サンフランシスコ講和条約』を締結した時、戦争についての問題はすべてが解決されたというものだ」と述べた。実は、『サンフランシスコ講和条約』を締結した時、慰安婦問題は問題として提出されていなかった。つまり、当時、多くの人は慰安婦というようなグループの存在を知らなかった。それで、日本のこの口実は道理がないが、日本側は事実を尊重する態度を持って、過去の事情を調べるはずだ。

(編集:曹 俊)

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