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靖国神社へ父親を祭らない日本人学者の栗屋憲太郎(一)
2014年 4月 24日16:20 / 提供:東方ネット
栗屋憲太郎氏(右)

 村田忠禧氏と栗屋憲太郎氏という2人の日本人学者が22日、招きに応じて、中国社会科学院近代史研究所で講座を開いた。北京青年報の記者が、釣魚島、東京裁判、靖国神社など双方が注目する問題と争議の焦点について、2人の日本人学者に独占インタビューした。

 2人の日本人学者は、自分の国を愛するが、中日双方の世代友好が両国の根本的な利益の前提だと思っている。日本の右翼勢力の言論と反して、2人の学者は歴史を尊重し、事実を尊重するという原則に基づいて、しっかりとした学術研究を基礎にし、釣魚島、東京裁判と靖国神社など問題に客観的な歴史的な見方を与えた。村田氏は「釣魚島は日本固有の領土ではない」と思っている日本人学者で、釣魚島が「日本の領土になる」プロセスを指摘して本を出し、中国が国際裁判所に起訴して、争議を解決するよう提言した。栗屋憲太郎氏は、東京裁判研究の第一人者と言われ、日本が東京裁判の裁決を受けないと、国際社会に認められず、靖国神社でA級戦犯を参拝することは非難されるべきことだと思っている。

 栗屋氏は日本の立教大学名誉教授である。70歳で、東京裁判研究の第一人者と言われた。それは数十年間で、東京裁判や日本が第2次世界大戦などの議題を研究していたことを表するものだ。また、栗屋氏は上海交通大学の名誉教授に招聘され、一部の歴史問題を協力して研究している。中日両国関係がうまくいかない現状で、学術レベルで交流を増やし、膠着した局面を開けるために努力するつもりだという。

(編集:曹 俊)

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