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ファタハとハマス、統一政府発足で合意
2014年 4月 24日13:40 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 パレスチナ自治政府のアッバス大統領は23日、声明を発表し「パレスチナ自治政府の主流派組織『ファタハ』はガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織『ハマス』と5週間以内に統一政府を発足させ、その後6ヶ月以内に総選挙を行うことで合意した」とした。

 アッバス大統領は、また「このパレスチナ内部の合意はアラブ諸国と国際社会の支持を得ており、さらに東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の成立を進める」と話した。

 パレスチナの2つの組織が達成した内部の和解合意について、イスラエル首相弁公室は23日夜「イスラエルは、この日の夜行われる予定のイスラエル・パレスチナ和平交渉を取り消す」という声明を発表した。

 アメリカ国務省のサキ報道官は23日に開かれた定例記者会見で、アメリカはパレスチナの2大組織がこの日達成した合意に失望したことを明らかにした。

 このパレスチナとイスラエルの和平交渉は2013年7月末に再開され、今月29日に終わることになっていた。

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