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日本の野党代表、地域の安定を破壊したと安倍首相を批判
2014年 4月 10日9:57 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京4月10日】日本最大の野党、民主党の海江田万里代表は8日、安倍晋三首相及び安倍首相の指導する政府のもつ歴史観が日本と隣国との関係を損ない、恐らく地域の安定をいっそう破壊するだろうと批判した。

 米国を訪問中の海江田代表は当日著名なシンクタンク、ブルッキングス研究所で演説を発表した。日本共同通信社は海江田代表の話を引用し、「安倍政府(のすることなすこと)はすでに『健全なナショナリズム』の範疇を超えており、恐らく東アジアの安定を破壊する要素の一つとなるだろう。」と報じた。

 海江田代表は、安倍首相が去年12月首相就任一周年の際に、第二次世界大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を参拝したことは、「受け入れられない」行為だと語った。

 海江田代表は、安倍首相およびその幕僚の言行は、安倍首相が「恐らく歴史修正主義を支持している」と疑わずにはいられなくさせているとみなしている。「私は歴史修正主義に明確に反対しています」と海江田代表は語った。

 日本国内の方面において、海江田代表は、「安倍政府の独断専行する傾向はすでに明らかです。」と語っている。

 日本の大手新聞『朝日新聞』は7日世論調査の結果を発表し、60%の日本の民衆は安倍内閣の執政態度が東アジア地域の平和と安定を損なったとみなしており、この割合が去年の同時期に比べ9ポイント上昇したことを明らかにしている。