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米軍、時間をむだにせずブラックボックスからの発信とみられる信号への再探知測定に極力努めると伝え
2014年 4月 8日15:09 / 提供:新華網日本語

 【新華社ワシントン4月8日】米国海軍は7日そのウェブサイトで声明を発表し、オーストラリアと米国が合同測定したブラックボックスから発信されていたとみられる信号が、まだ「非決定的」な証拠に属することから、捜査チームは時間をむだにせずブラックボックスからの発信とみられる信号への再探知測定に極力努め、また米軍側がサイドスキャンソナー設備の使用を開始し、関連の海域に対して撮影と事実確認を行ってゆくと伝えた。

 米軍の一部の曳航式の海底探査用ソナーは現在オーストラリアの軍艦「オーシャン・シールド」号に搭載されており、オーストラリア パース近くの海域で連絡を絶ったマレーシア航空機のブラックボックスを測定しており、それまでにオーストラリア側はブラックボックスから発信されていたとみられる信号を測定したと宣言していた。これに対し、米国海軍は声明の中で、オーストラリアと米国の合同捜査は現在今なおパースの西北約950カイリの場所で引き続き測定活動を協力して展開しており、双方が時間をむだにせずブラックボックスからの発信とみられる信号を再度獲得できるよう極力努め、また関連の海域でもう一つの米軍の提供によるサイドスキャンソナー設備である無人潜水機「ブルーフィン21」自動水中航行器の使用を開始し、発見の可能性のある残骸のかけらに対してスキャン、撮影が行えるよう期すると伝えている。

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